ユーザー企業のOracle技術者が足りない、高まる技術的負債のリスク

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ユーザー企業のOracle技術者が足りない、高まる技術的負債のリスク
20年以上前に構築した古い基幹系システムを使い続けるユーザー企業が5社に1社の割合で存在するとされるなか、「枯れた技術」の維持管理に危機が迫っている。枯れた技術としてはCOBOLが有名だが、今回取り上げるのは別の技術だ。
リレーショナルデータベース(RDB)である。とりわけ最大シェアを誇る米オラクル(Oracle)の「Oracle Database(Oracle DB)」を扱える技術者が足りないとささやかれ始めている。
クラウドシフトとAI人気が原因?
「今まで1度も取引のないユーザー企業からOracle DBに障害が発生したといきなり連絡を受け、復旧作業を頼まれるケースが増えている」。こう証言するのはDBの導入や運用保守を専門とする、日本エクセムの後藤大介CEO(最高経営責任者)だ。
こうした依頼が増えた理由について、後藤CEOは「ユーザー企業が自社システムのクラウド移行を進めた結果、社内のOracle技術者が減っているからだ」とみる。DBに関する仕事はインフラをクラウドに移しても無くなるわけではないが、後藤CEOの理屈はこうだ。
システムをクラウドに移行したことでインフラに関する仕事が減り、インフラ技術者がユーザー企業からいなくなった。ただインフラ技術者はDB管理を担当するケースも多く、結果的にDB技術者がユーザー企業で減った――。
Oracle技術者そのものは減っているのか。日本オラクルによると、Oracle技術者のスキルレベルの物差しでもある資格「ORACLE MASTER」の国内における累計合格者数は26万~27万人という。受験者数や合格者数は公表していないものの、同社は受験者数の全体的な傾向について「横ばい」と話す。
システムインフラ開発に強みを持つ大手IT企業の関係者は次のように話す。「Oracle DBを使ったシステムは多くあり、維持管理のために技術者を減らさずに確保・教育している」。インフラをクラウドに移行した余波でDB技術者が不足気味のユーザー企業とは違って、IT企業は相応の体制を維持しているようだ。
ただこの担当者は「資格で見ると、米アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)のクラウドサービスやAI(人工知能)、Pythonなどに関する資格の取得者が目立つようになっている」と打ち明ける。パッケージソフト開発を手掛けるシステムインテグレーターの梅田弘之社長は「AIやクラウドといった新しい技術が増えて脚光を浴びるなか、若手にとってRDBのような枯れた技術は魅力的ではないと敬遠され始めたのではないか」と分析する。
複数社の話を総合すると、現時点でOracle技術者が大量に不足し、多くのシステムトラブルが起こっているわけではなさそうだ。ただし、Oracle技術者を志す若手は減少傾向にあるとみなせる。
クラウドに移行してもDBの仕事は無くならない
中長期的に見るとOracle技術者が減りそうだが、「当面はOracle技術者の『需要』が大きく減ることはない」。日本エクセムの後藤CEOはこう断言する。理由は2つある。
1つはOracle DBを使うシステムをクラウド上に移行しても、Oracle DBを運用保守する仕事は無くならないからだ。AWSのようなパブリッククラウドのIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)はDBなどのミドルウエア層のサービスを用意していないため、ユーザー企業がDBを運用保守するか、IT企業に運用保守を委託しなくてはいけない。サポート切れなどによるDB移行も同様に、ユーザー企業かIT企業かがやらなければいけない
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00989/111300008/
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ネットの反応


>>1
AWSはオラクルフリーにしたんじゃなかった?
昔のサンの技術者みたいになるよ


まぁ20代のころさんざんSESでそういう金融系の案件でSQL書きまくったなぁ
といっても動的SQLとか使って重くしても仕方ないから、ある程度作りこんでってのだけどさ
今でもSQL書いたり理解はできるけど、なんか複雑な入れ子のSQL書いたり関数使いまくったりする奴増えてメンテめんどくさそう
その割に、資格がどうとか頭でっかちな奴ばかりで、こういう案件やるのは無駄だし採算合わないと思うよ


あとこれ系の業務は多重請負SESばかりだから、余計人が寄り付かないw


使い方も知らねえバカが名前で選んでるからな


SQL直書きしろっていうのがもう嫌
それをメンテしろとかお断り過ぎる
複雑なSQLはそこらのクソコード読むより苦行


オラクルフリーの流れからは逃れられない


「ソフトウェアをなんとかしたい」
とか言ってる時点で
ダメだなと思ったな。


僕はえくせるとぱわーぽいんとしか使えません
後は下請けにやらせます


団塊と若者をつなぐはずの氷河期世代を排除して、そういう技術的な継承をしなかっただけでしょ


15年前に某1部上場企業の Oracle案件をコーディングしたわ
Oracleがよくわからなかったんで SQLのCup,Cap、Left、Right なんか使って組んだわ
今メンテで苦労するのは わかるわ


>Oracle技術者を志す若手は減少傾向
Oracle技術者を志すひとが居るってのが衝撃
ついでだろ


>>24
15年前は結構ゴールドマスターがドヤ顔してたで。SAPなんかもみんなOracle使ってた。


MS SQLServer技術者を志す若手ってのもいらっしゃる?
認定は取ったりするけどさ


そこそこ有名な開発会社にいたけど、AIとかクラウドとか関係なくOracleの需要は皆無だったな
Oracle技術者は、ちゃんと自社内で育てないと無理だと思う


Oracle特化である必要があるのかは疑問。
確かに大企業なら必要かもしれんが、、、
大企業だったらやばいレベルの技術者持ってるやろ。


>>27
海外はわからんが日本は大企業ほどほぼいない
責任転嫁がすべてだしな


中国のDB技術者がクラウド移行でリストラされそうで
まだ30代だけど将来絶望して毎日やけ酒飲んでるって記事あった
社内技術者リストラしまくって、トラブルで対応できなくなったのかな。


Oracleマスターの資格ははGoldかプラチナじゃないとあんま意味ないしなぁ。
給料的な意味で。


>>35
ゴールドを得るためにはブロンズとシルバーに合格しなければいけない資格商法。
金にがめつい割には、その金はどこに消えてるんだろう。


おれで
良ければ雇って、週3日で1日に7時間で給料50万で
COBOLとORACLEとSQLServerとMS ACCESS VBAとFilemakerでシステム開発経験あり
30年以上携わっていたけどいまは隠居してる
SQLはたいがいわかるBASICとCもちょっとわかる


DBも高いが保守サービスも高い、保守サービスに加入しないと障害パッチももらえない
OracleHomeの下のファイル数半端ねえ、Windowsのファイル数より多いんじゃないの
か?こんなのORACLE社でもトラブルシューティングできる人間いるのか不思議だわ。


オラクルは殿様商売やめないと早晩潰れると思うわ


オラクルはランニングコストの面で見直ししてる企業多いけどね。
Javaの有償化あれは痛かったね


oracle使う理由って「今のシステムがoracleだから移行できない」という
消極的な理由ぐらいだろう。
新規案件のとき、ぼったくりDB使う理由は皆無。
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