AIやロボットに仕事を奪われやすいのは人が少ない田舎だと判明

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人工知能(AI)やロボットによる自動化の影響は大都市のほうが受けにくいことが、MITメディアラボの最新の研究で明らかになった。一方、ルーティン・ワークが多い小都市では、今後、雇用が減少していくだろうと予測している。
代社会が都市化と自動化テクノロジーによって形づくられていることはよく知られている。しかし、都市化と自動化が相互にどのような影響を及ぼしているかという点は、明らかになっていない。
だが、それも恐らく過去の話だ。MITメディアラボが発表した新しい論文は、都市の規模が小さければ小さいほどテクノロジーの普及による自動化の影響は大きいと指摘している。結論として、より小さな都市で働く人に特に注意を払い、失業支援サービスなどの政策を検討すべきだと提案している。
これまで他の研究者も、テクノロジーの普及が都市の雇用にどのような影響を与えるのかを評価しようと試みてきた。しかし、今回の研究はどのような仕事やスキルが大都市と小都市で必要とされているかを特定したものであり、執筆者は米国のさまざまな都市がテクノロジーによる失業の影響を受けやすい、あるいは受けにくい理由を最初に説明したと主張している(論文では「大都市」と「小都市」の定義付けはしていないが、人口が10万人を下回る都市ではより多くの影響を受けるだろう、と書かれている)。
論文によると、大都市には自動化の影響を受けにくいソフトウェア開発者や金融アナリストといった、判断や解釈、分析を伴う仕事が集中している。一方で、都市の規模が小さくなると、仕事はレジ係や飲食店の給仕などのルーティン・ワークに偏るため、自動化の影響を受けやすいという。
自動化の影響を最も受けにくいとされている米国の大都市圏は、カリフォルニア州のサンノゼ/サニーベール/サンタクララ、ワシントンD.C.とバージニア州のアーリントン/アレクサンドリア、ニュージャージー州のトレントン、マサチューセッツ州のボストン/ケンブリッジ、ノースカロライナ州のダーラム/チャペルヒルの5つだ。これらの地域ではすべて、高いスキルの必要な技術職や管理職、中でもテクノロジー関連の仕事が多くを占めている。一方、自動化の影響を最も受けやすいとされている都市圏は、サウスカロライナ州のマートルビーチ、インディアナ州のエルクハート、フロリダ州のプンタ・ゴーダなどだ。これらの地域は、農業や観光などの産業に頼っているため、すでにテクノロジーによって職が奪われ始めており、こうした状況はおそらく続くとされている。
「大都市はクリエイティブな人や高度な技術力を持つ人との間で相乗効果を生む機会が大いにあります。だから、そうした人々が集まってくるのです」と説明するのは論文を執筆したMITメディアラボのイヤッド・ラーワン准教授だ。「一方で、大都市ではレジ係や給仕の仕事が小都市に比べて忙しいので、街の規模の割にはレジ係や給仕といった仕事に就く人が少ないのです」。ラーワン准教授によると、結果として大都市には自動化されやすいルーティン・ワーク職が少なくなり、自動化の影響を受けにくい技術職や管理職が比較的多くなるという。
もちろん例外もある。ジョージア州のワーナーロビンズ、ニューヨーク州のイサカ、オレゴン州のコーバリスだ。これらの都市の人口はどれも7万5000人以下だが、自動化の影響を受けにくいと考えられる地域のトップ15位に入っている。論文の共著者であるMITメディアラボの研究者モーガン・フランクによると、これらの都市は自動化の価値を跳ね返す力が驚くほどあるという。空軍基地、コーネル大学、HP研究所といった卓越した技術を持つ労働者を雇用する大規模な機関を抱えているからだ。
https://www.technologyreview.jp/s/59851/in-these-small-cities-ai-advances-could-be-costly/
続く)
続き)>>1
この論文は、ここのところ注目を浴びた自動化と雇用に関する経済分析と比較されるだろう。2013年のオックスフォード大学の論文では700種類以上もの職業において「コンピューター化」による影響を予測し、米国の雇用の47%が自動化の「危険性が高い」との見通しを明らかにした。2017年のMITの論文は1990年から2007年の期間、全米の通勤圏において、産業用ロボットの使用による製造業の雇用と賃金の減少を評価した。
メディアラボの論文は、絶対的な予測ではなく相対的な比較をしている点が違う。ラーワン准教授によると、メディア、芸術、科学の研究の融合を目指すメディアラボの学際的特質が研究手法に反映されているという。この論文では、2016年のOECDによる分析から得られた一連の予測とオックスフォード大学の論文と同じ雇用水準予測を用いている。しかし、メディアラボは、テクノロジーの普及による全米の失業者数を算出するのではなく、380都市の新しい仕事を探している人や費用の掛かる職業訓練なども考慮して、「予想される仕事への影響」の割合を提示している。また、2人の経済学の教授によって書かれた2017年の論文よりも、自動化について多面的な分析をする努力もしている。
「未来に起こる変化をいかに予測して対応するか、という疑問に対する答えを求めているのです。変化とはロボット工学に限ったことではありません。ブルーカラーだけでなくホワイトカラーの仕事まで奪ってしまう機械学習、アルゴリズム、チャットボット、音声認識などによる変化も含んでいます」とラーワン准教授は述べている。
https://www.technologyreview.jp/s/59851/in-these-small-cities-ai-advances-could-be-costly/
ホワイトカラー、特に経営層から管理職あたりが不要になる
偏見や忖度や主観に囚われる事なく客観的に判断できるAIに任せるべき
人は機械化が難しい仕事に就くべき
日本のホワイトカラー舐めすぎ。仕事を作るのが仕事なのに
派閥抗争・利権独占・権力闘争なんて、人間らしいじゃない!
機械化が難しいんじゃない?
まさに人間の仕事だと思うわ
AI化が進むと単純に人が減るので、そもそも派閥抗争の需要もなくなる
人は地方は働かないで生活できるってことか
>判断や解釈、分析を伴う仕事
これがAIの普及でなくなるって話だろ……
繰り返されるミスリーディングは異常だ
>大都市はクリエイティブな人や高度な技術力を持つ人との間で相乗効果を生む
クリエイティビティや高度な技術ならAIの出番じゃないのか?
AIはクリエイティブというより
プログラム通りのスピード処理に勝るって感じじゃないの?
今までクリエイティブとされていた仕事がAIによって機械化されていくのが昨今の流れ
開発・改良だと思う
短時間労働で所得が減っても良い生活ができる。
だからワークシェアリングを進めれば良い
あと30年はかかりそう
日本の場合AIが一番有効的なのは、現場以外の公務員。
特に国の機関、役所はそれが言える。
AIがそれをカバーって時間差が相当ありそうだし
スーパーシティ構想が必要なわけか
世界的な傾向だな。人口数千万の国はどこも首都一極集中だ
韓国でさえもNo2の釜山は人口減。日本も2000年代から一極集中だったけど、
福岡の高出生率、愛知圏の製造業、仙台の地震&原発での公共投資バブル
と、分散してる。大阪は今後万博、都構想も進むだろう
でもそれこが大災害に見舞われると国家的な破綻の危機だよ。
外国に頼らなければならない。
変化させられなくなり後悔する十年後
頻繁にツマミを回す手間が省ける程度のもの
少子化の原因、Fラン大学のせいだった
歴史上最も世界統一に近いとこまでいった人物ランキング1位って
勇者「勇者パーティーの独立を決心した」
【朗報】波瑠さん、可愛すぎるwwwww(※画像あり)
なんJ、恵方巻対策本部
お前らが人生で後悔していること上げていけ
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